タイは、性別適合手術(SRS/性転換)の分野で高い評価を受けており、多くのトランスジェンダーの方々がこの国で手術を受けることを選んでいます。経験豊富な医師や先進的な技術、比較的安価な費用が魅力となっており、世界中から患者が集まっています。
では、性別適合手術(SRS/性転換)に必要な費用の総額はいくらなのでしょうか?手術費以外にもかかる費用はあるのでしょうか?
タイでの性別適合手術(SRS/性転換)の費用はいくらですか?
タイでの性転換手術(SRS)の費用は、手術の種類や病院によって異なります。
ガモン病院でのMtF(男性から女性)手術の費用例
ガモン病院でのMtF(男性から女性)手術の費用は、手術の種類によって異なります。以下に、いくつかの手術の例を挙げます。
- SRS1(外性器のみ形成):手術費用が275,000バーツ(1バーツ4円で約110万円前後)
- SRS2(陰嚢皮膚移植法):手術費用が330,000バーツ(1バーツ4円で約132万円前後)
- SRS3(開腹によるS字結腸法):手術費用が490,000バーツ(1バーツ4円で約196万円前後)
手術費用の変動について
性別適合手術(SRS/性転換)の費用は、病院や手術の種類によって異なるため、手術を受ける前に、病院に直接問い合わせて最新の情報を入手することが重要です。また、手術費用やアテンド料金は予告なく変更される場合があるため、十分に注意しておく必要があります。

費用の内訳:手術費用以外にもかかる費用とは?
性別適合手術(SRS)を受ける際、手術費用以外にも様々な費用が発生します。以下では、手術費用以外に発生する主な費用について説明します。
手術費用以外にかかる主な費用
- 手術関連費用:手術前の検診費用などです。
- 術前入院費用:手術前の入院にかかる費用です。
- アテンド料金:手術のサポートや通訳はもちろん、滞在中・帰国後のサポートにかかる費用です。
- 滞在費用(宿泊費):退院後の滞在期間中の宿泊費です。
- 大凡の航空券費用:渡航にかかる航空券の費用です。
- 海外旅行傷害保険料:渡航中に発生するリスクに備える保険料です。
- 渡航前PCR検査費用:渡航前に受けていただくPCR検査の費用です。
含まれない費用と注意点
渡航前の検診の費用や渡航中の移動費、食費などは上記の費用には含まれません。また、航空券が高騰する季節には、予算に余裕を持って準備する必要があります。
最終的な総額は予約時に決定され、精算日の為替レートや航空券手配後に決まります。手術料金や各種費用が改定された場合は、追加料金が発生する可能性があるため注意が必要です。

タイでの性別適合手術(SRS/性転換)を受けるまでに何年かかりますか?
性同一性障害を抱える方々にとって、性別適合手術は人生を変える重要なプロセスです。タイは世界中のトランスジェンダーの方々が性別適合手術を受けるために訪れる一般的な目的地となっています。では、タイでの性別適合手術を受けるまでに、どれくらいの時間がかかるのでしょうか?
STEP1. カウンセリングと評価
手術前に、精神科医とのカウンセリングを受け、性同一性障害(GID)の診断を受ける必要があります。手術先によっては、日本国内で性同一性障害(GID)の診断を受けておらずとも、性別適合手術(SRS/性転換)を受けられる事もありますが、手術後に戸籍の性別変更を行う場合は性同一性障害(GID)の診断が必要です。
STEP2. ホルモン療法
日本国内で性同一性障害(GID)の診断を受けておらずとも、性別適合手術(SRS/性転換)を受けられる事もありますが、手術後に日本で戸籍の性別変更を行う場合は日本で性同一性障害(GID)の診断が必要です。
STEP3. 実生活経験(リアルライフテスト)
患者は、所望の性別としての実生活経験を積むことが求められます。これは、性別適合手術(SRS/性転換)の生活に適応する能力を確認するためです。通常、この期間は1年以上が想定されます。ただし、個々人の状況によっては、このステップを性別適合手術(SRS/性転換)の後に行う場合もあるでしょう。
STEP4. 手術の為の資金と渡航準備
手術前には、性別適合手術(SRS/性転換)に必要な費用を貯金しておく必要があります。原則、ローンや分割払いを利用する事は出来ませんから、給与などで貯金するか、親族・パートナーからの資金援助が必要です。また、予定する手術時期に合わせた手術の予約、渡航前検診による健康状態の確認も行う必要があります。
STEP4+. 個々の状況による変動
お客様の状況や手術適格性によって、所要時間は大きく変わります。一部の患者は、カウンセリングやホルモン療法の期間が短縮される場合がありますが、一般的には、手術までに2年から3年程度かかることがあります。
STEP5. 手術の待ち時間
タイでの性別適合手術(SRS/性転換)を受けるためには、適切な医療機関を見つけ、予約や手続きを行う必要があります。また、人気のある医療機関や医師の場合、予約が混んでいることがあり、手術までの待ち時間が長くなることがあります。例えば、スポーンクリニックでの手術の場合は、手術まで1-2年待ちの場合も珍しくありません。通常は、待ち時間の無い医療機関、ガモン病院などを選択されるケースがほとんどです。
STEP6. 入院と回復期間
手術後は、一定期間の入院が必要です。通常、男性から女性への性別適合手術(SRS/性転換)の場合は平均4-7日間、女性から男性への性別適合手術(SRS/性転換)の場合は平均2-6日間の入院が求められます。また、入院期間を含めたタイでの滞在期間は平均2-3週間程度となります。
STEP7. 定期的なメンテナンス
手術内容によって、帰国後も定期的なメンテナンスが必要となるものがあります。例えば、男性から女性への性別適合手術(SRS/性転換)において、膣を造るという選択をした場合、ダイレーションという、膣の深さを維持するための定期的なメンテナンスが必要です。また、ホルモン療法の継続など、長期的なケアが必要となることがあります。
この様に、タイでの性別適合手術(SRS/性転換)を受けるまでにかかる時間は、個々の状況や手続きによって異なりますが、一般的には2年から3年程度が目安です。タイは性別適合手術(SRS/性転換)において高い評価を受けており、世界中の患者が手術を受けるために訪れています。費用面でも他国に比べて安価であることから、手術を受ける際にタイを選択するメリットがあります。ただし、手術後のケアやフォローアップも重要であるため、十分な情報収集と準備が必要です。

タイでの性別適合手術(SRS/性転換)の写真や画像は見られますか?
弊社では、資料請求をいただいた方に限り、性別適合手術(SRS/性転換)に関する情報や資料を提供しております。これには、症例写真や手術後の経過写真も含まれます。
ただし、これらの写真や画像は個人差があり、実際の手術結果が同じになることを保証するものではありません。また、知人や友人への無断転送や、ブログやSNSへの掲載は禁止されています。
資料請求方法と提供される資料
弊社へ資料請求をいただければ、以下の資料を提供いたします。
MtF向け資料:
- ガモン病院のMtF画像
- ガモン病院SRS手術から4ヶ月間の時系列症例写真
- ガモン病院SRS1手術体験談動画
- ガモン病院におけるS字結腸法(腹腔鏡と開腹写真付き)の比較
- スポーン・クリニックのMtF画像
- ペニス(陰茎)反転法と陰嚢皮膚移植法の違い
- 陰嚢皮膚移植法とS字(S状)結腸法と陰茎腹膜造膣法(PPV)の比較資料(ガモン病院)
- MtF手術(ヤンヒー病院・ガモン病院)の比較資料
- MtF関連手術費用とアテンド料金(ガモン病院)
- MtF関連手術費用とアテンド料金(ヤンヒー病院)
- 「声の女性化手術」のヤンヒー病院とヨーサカン・クリニックの比較資料
- 豊胸手術に使うシリコンインプラントに関する資料(ガモン病院)
FtM向け資料:
- 前腕皮弁による陰茎形成の術後写真(ヤンヒー病院)
- ftm手術(ヤンヒー病院・ガモン病院)比較資料
- ftm手術費用とアテンド料金(ガモン病院)
- ftm手術費用とアテンド料金(ヤンヒー病院)
- FtM子宮卵巣摘出の術式の違いによるメリットとデメリット
- ガモン病院の胸オペ(乳房切除)の術式の違いによるメリットとデメリット
注意事項
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