タイ国のコロナ非常事態宣言解除について

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2022年10月1日、複数のメディアから「タイ国のコロナ非常事態宣言解除」に関するニュースが報じられています。

これはタイ国が新型コロナウィルス感染症の分類を、インフルエンザなどと同じ分類に引き下げた事を意味しますが、これは決してタイ国で新型コロナウィルスの感染数がゼロになった事を意味するものではありません。
タイ国では依然として多数の感染者が報告されており、市中の感染のリスクはいまだに高いままです。

この分類引き下げは新型コロナウィルスとの共存を目指すためのもので、将来的には大変好ましい動きです。
しかし、この引き下げにより、新型コロナウィルス陽性でも隔離などの措置が必要とされない為、今まで以上に市中感染のリスクは高くなります。

タイ人でもこのリスクは十分理解しており、屋外でのマスク着用義務が撤廃されて数ヶ月経ちますが未だに公共施設でマスクを外すタイ人はほぼ居ません。
マスクは自分の感染を他人に広げにくくするもので、決して他人からの感染を防いでくれるものではありません。

これからタイに渡航される方で、過去に新型コロナウィルスに感染したことがなく、以下の様な持病をお持ちの方は特に、今までと同じように十分な感染対策をお願いいたします。

  • 肺関連の疾患(喘息、肺炎など)
  • 心臓関連の疾患(高血圧、冠動脈狭窄など)
  • その他、新型コロナウィルス感染により悪化する可能性のある持病。

過去に新型コロナウィルスへの感染歴があっても、再感染した際に重症化しない保証はありません。
2022年の最新の統計では、日本人においては新型コロナウィルスの重症化率はインフルエンザの重症化率と同じか下回っていますが、それでも年齢が高くなるにつれインフルエンザよりも新型コロナウィルスの重症化率の方が高くなっています(参考)。

また、同日(2022年10月1日)にはタイ入国時のワクチン接種証明書の提示などが免除されましたが、これはタイ入国時に限定しての話です。
ワクチン接種3回が済んでいる方は日本への帰国の際にワクチン接種証明書の提示が必要となり、ワクチン接種証明書がない場合は、日本帰国前72時間以内のPCR検査陰性証明書が依然として必要です。

加えて、各手術先医療機関でも、引き続き面会などの制限と言った新型コロナウィルス感染対策が行われる見込みです。

この様に、今回のタイ国の決定は、決して、手術の為に渡航される方が術後に何の制限も無く自由に観光に赴ける事を意味するものではありません。弊社でも、引き続きタイ国内の感染状況を注視しながら、渡航時の観光には制限を設けさせて頂く予定です。
自分の身勝手な行動が自分自身だけではなく他人の自由も奪ってしまうことがないよう、十分な注意とご協力をお願いいたします。

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