ココが気になるSRS「マンガなどで描かれるSRS(性別適合手術) 体験と現実のギャップ」

先日、SRS1(造膣なし)手術で渡航間際のお客様から以下の質問を頂きました。


お客様
コミックとかを
読むと、相当辛い内容が描かれていましたが、
個人差なんですね

私の場合は、大丈夫みたいですね


最近はSRS(性別適合手術) の体験をブログだけでなく、マンガなどの商業媒体で目にする機会が多くなって来ています。

現実とのギャップに驚く人

その中で描かれるSRS(性別適合手術) の術後の辛さや痛みなどの体験を見て「やっぱり皆がこんな感じなんだ、自分もこんな辛い思いをしなければならないんだ…」と同じと思ってしまう方は少なくないと思います。

術後の辛さや痛みなどは手術先や術式にもよりますが、少なくても他のアテンド業者に先がけて2005年から弊社がご案内しているガモン病院(元ガモン・クリニック)でSRS(性別適合手術) された患者様ではひどい辛さや耐えられないような痛みはありませんでした。

一点、気に留めて置いて欲しいのは、マンガなどの商業媒体はエンターテイメント性を重視している点です(もちろん、全ての商業媒体がそうであるわけではありません)。つまり、一つ一つの出来事が強調されて見えてしまい、現実とのギャップが大きくなるのです。


お客様
真冬さんと、ゆうさんの描かれたコミックです
題名は「僕が私になるために」と、
生まれる性別をまちがえた!」 デス

生まれる性別をまちがえた!」は、陰嚢皮膚移植法の中で特にダウンタイムの長い、スポーンクリニックの術式(スポーン・テクニック)を受けられた方ですね。

スポーンクリニックの術式(スポーン・テクニック)は、帰国後数ヶ月は仕事への復帰が難しいほどダウンタイムが必要な方の比率が高い術式です。

僕が私になるために」は、ヤンヒー病院でのS字結腸法(開腹)を受けられた方ですね。

ヤンヒー病院では入院も2週間程度(ガモン病院では7日間)と長く、後半の一週間は1日4回の強制ダイレーション(恐)をさせられる事が一番怖いです。 (笑)
退院後は自分で患部のケアをすることになります(ガモン病院なら毎日の通院で患部のケアをしてもらえる)。また、担当する執刀医による技術の差も、術後の回復に影響します。

逆に、タイSRSガイドセンター発行のマンガ「マンガで分かるタイのSRS(性別適合手術)」で分かりやすく説明させて頂いております通り、ガモン病院では、術式によりMtF性別適合手術(SRS)は4〜7日の入院で、退院後は毎日通院がありますので、その間に帰国後の生活に戻るための十分なリハビリが出来ますね。(長い入院は回復にマイナスなこともあります。)


お客様
(ガモン病院での手術なので)安心しました

ありがとうございます


 やはり、ほとんどの方が、術後の回復について心配されますので、不安な点は遠慮せず、「質問」したり「茜(あかね)の無料相談室」に相談して頂き解消されることをお勧め致します。

下のインタビュー動画は、ガモン病院で「陰嚢皮膚移植法」を受けた方の物です。是非、参考にしてみて下さい。

この記事を書いた人

加地 茜
加地 茜
こんにちは。SRS(性転換(性別適合手術)、顔の女性化そして声の女性化済みの加地 茜(あかね)です。
なかなか相談できるところが少ないSRSや声の女性化手術の実体験に基づく本当の話や様々な情報が溢れている現状で何を信じて良いのかわからないなどの困り事があればお気軽に相談して下さい。
自分の手術経験やアテンド経験から痒いところに手が届く的確なお答えができると思います。

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  1. 術後経験のコメントありがとうございます。

    術後の痛みを事前にシュミレーションできないので、恐怖が先に立ってしまう人もいらっしゃいますね。
    また、アテンド業者がFtMだったりすると実体験もアテンド経験も少ないので、ダイレーションの痛みに対して真剣に向き合えないこと+コミッションの多くもらえる病院を勧めてしまうのが、一つの原因だと思います。

  2. 2017年5月にガモン病院でSRS2を受けたMtFのRinakoです。

    私の場合はSRS後の痛みがほとんどありませんでした。個人差と言ってしまえばそれまでかもしれません。しかし痛みにこだわる人や不安な人には、私のように楽なケースもあることも知ってもらい、その理由を探ってみることも無駄ではないと思います。

    外科手術ですから、患部を切開、切除、縫合などに伴う痛みが無いはずはありません。そして普通の男女にとっては自分の性別の象徴である部分を切り貼りすると聞くだけでも身震いする話に違いないですよね。なので「壮絶な痛みを乗り越えて」などというイメージの方が注目されるのも無理は無いと思います。

    私は術後の痛みについて、ネットでの情報もありましたけど、SRS済みMtFの知り合い3人からその経験を手術前に聞いていました。

    一番辛い経験をした人は、過酷なダイレーションで有名なバンコクの某病院で反転法と豊胸手術を同時に受けていて、術後から痛みが酷くてずっと食事が喉を通らず、点滴で繋ぐも激痩せし衰弱して帰国しました。幻肢も体感していたようですし、常に最大勃起状態で後ろに強く引っ張られている痛み、と表現しています。同時に豊胸を受けていることや持病の痔疾の痛みもあったようです。私の手術直後には心配してくれて、辛いけど日々痛みは軽くなっていくから、とメールで励ましてくれました。

    同じく某病院で反転法を受けた一人は、帰国後も痛みに耐えるためにタイでロキソニンを大量に購入して帰ってきたそうです。私がタイでSRSを受けるなら是非そうするよう勧められましたが、個人でどれほどの量の薬を購入して日本に持ち込めるのかは不明です(汗)。。私は処方された薬を飲む以外必要に感じなかったのですっかり忘れていました。ちなみにガモン病院で退院後処方されたのはロキソニンよりも軽いとされるタイレノール(カロナール)でした。帰国時多めに処方された分はまだ残っています。

    私と同じガモン病院でS字結腸法と数日後の顔の女性化手術、声帯手術(ヨーサガンにて)を受けた知り合いは、痛みよりもS字結腸法のための4日間の絶食が最も辛かったそうです。そしてSRS患部よりも結腸を切り取るためのお腹の傷の方が痛かったそうですし、その後の顔の手術もかなり辛かったようです。(彼女はTSGCのお世話になっています。)

    こんな3人の話を聞いていたのでそれなりの覚悟でSRSに臨んだ私自身は、幸いにも手術直後から帰国まであっけないくらい楽に過ごしました。術後麻酔から覚醒した時、何の痛みもないので手術が終わっているのか疑問に感じたくらいです。無理に大きく体を動かした時などは一時的に痛みが走りましたけど、ベッドで安静にしていればほぼ無痛でしたし、退院後もガニ股にならず普通に歩くことができました。私は痛みには強い方かも知れませんけどそれは我慢しちゃうだけみたいです。でもSRSの痛みは本当に意外なほど軽かったので入院中はある意味とても退屈しました(笑)。

    アテンド経験の長いプイさん曰く、若い人の方が痛がる傾向にあるんだそうです。でも前出の一番酷かった彼女は私と同い年ですし、一概に年齢のためばかりとも言えなさそうです。
    そしてこれらの辛さに個人差があるのも確かなようですけど「SRSの痛み」と一括りにできるものでも無いように思います。

    第一に術後のSRS患部そのものの痛みですが、体質的な個人差もあるとは思いますけど、やはり術式や執刀医の技術によるところが大きいと感じました。私の感じでは、どこも突っ張っていない、どこも引き攣れていない、だから痛みも少ない、そんな感じでした。きっと切開も縫合も適切だったのだと思いますし、術後の抜糸も短時間でチクチクした軽い痛みを感じただけでした。抜糸時にも麻酔を使うところもあるそうですが大きな違いです。そんなことを思うにつけ、ガモン医師の経験や技術の高さを実感したように思いました。

    次に、滞在中に並行して受ける他の手術の痛みも無視できないと思います。特に豊胸(インプラント)はかなりの痛みを伴うと言われていますし、顔のあちこちの骨を削ったりする痛みはそれなりのものだと思います。実は私もSRSと同時手術の顎先の骨削りと、数日後に喉仏縮小術を受けましたが、食事がしにくかったり軽く鈍い痛みがあったり、SRS患部よりもそちらの方が苦になっていました。

    そして最も取り沙汰されるのがダイレーションの痛みだと思います。造膣部の縫合痕がまだ塞がり切らない内から、治癒に伴って狭窄しようとする患部を無理やり押し広げるのですから出血することもありますし、かなりの痛みを伴います。特に某病院のように最初から割と太めのダイレーターで長時間のダイレーションを指導しているところでは本当に辛いと聞きます。ネットなどでは「激痛」とか「地獄」などと表現されていますよね。
    ガモン病院で使うダイレーターは、通院中から使うものも含めて6種類の太さがあり、最初は指くらいの細いものから始めて、1時間を1日2回を基本としています。
    某病院の過酷なダイレーションについて、あるアテンド業者では患者がダイレーションをサボらないための厳しめの指導という説明をしていると聞きましたが、他にも、狭窄しやすい術式だから、などの噂も聞きます。
    私の場合は3番目の太さ(No.2)まではほとんどストレスがありませんでしたが、術後2ヶ月近く経って4番目(No.3)に上げる頃になって辛くなってきました。でも痛みの強い時は色々と工夫して軽減してきましたので「地獄」などと感じることはありませんでした。