婚姻したFTMさんの妻が産んだ子どもが、親子とされない問題につき、昨日判決が
出て、親子とすることになったようです。
最高裁は地裁・高裁の判断を覆す、画期的な判断を示しました。
今後、子どもを持とうと考えられているFTMの方にとっては、大朗報ではないでし
ょうか。
今まで、この問題に取り組んでこられた方の努力が認められたことになり
ました。おめでとうございます。そのご努力に敬意を表します。
尚、本件につき、FTMさんで婚姻後AIDでお子さんをすでに作られた方、もしくは
これから計画されていた方のコメントを新聞社の方が求めていらっしゃいます。
匿名でかまいませんので、コメントできる方は私までお知らせください。
よろしくお願い致します。
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読売新聞 12月11日(水)19時55分
性別変更した夫と人工授精の子は「親子」最高裁
 性同一性障害で女性から性別変更した兵庫県内の男性(31)とその妻(31)
が、第三者の精子を使った人工授精で誕生した長男(4)を夫婦間の実子(嫡出
子)と認めるよう求めた審判の抗告審で、最高裁第3小法廷(大谷剛彦裁判長)
は10日の決定で「性別変更した夫でも、妻が婚姻中に妊娠すれば夫の実子と推
定される」との初判断を示した。
  その上で、長男を嫡出子と認めなかった1、2審の判断を覆し、父子関係を認
めた。
  夫に生殖能力がなくても親子関係を認める初の判断で、生殖医療が急速に進歩
する中、家族のあり方について議論を呼びそうだ。
  裁判官5人のうち3人の多数意見。裁判官出身の大谷裁判長と学者出身の岡部
喜代子裁判官は「男性に生殖能力がないことは明らかで、父子関係は認められな
い」と反対意見を述べた
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http://www.asahi.com/articles/TKY201312110293.html?ref=com_top6_2nd
朝日新聞2013年12月11日20時00分
性別変更の元女性と、精子提供の子は父子 最高裁初判断
【田村剛】心と体の性が一致しない「性同一性障害」(GID)で性別を女性か
ら変更した男性について、最高裁第三小法廷(大谷剛彦裁判長)は、第三者から
提供された精子で妻との間にもうけた血縁関係のない子を、法律上の子と初めて
認めた。一般の夫婦と同じく「妻が婚姻中に妊娠した子は夫の子と推定する」と
いう民法772条が適用されると判断した。10日付。
 GIDの当事者は、非配偶者間人工授精(AID)で子をもうけても、法務省
は「血縁がないのは明らか」として、「嫡出(ちゃくしゅつ)子」(結婚してい
る夫婦の子)として認めてこなかった。
 他方、生まれながらの男女の夫婦が不妊治療でAID子をもうけた場合は嫡出
子として受理されており、差異が問題になっていた。
 最高裁は今回、血縁関係がないことが明白な男性と子を戸籍上の「親子」と認
定。従来の「血縁重視」の考えにとらわれず、「生まれながらの男性と同じよう
に『父親』として認めてほしい」との裁判当事者の訴えに応えた形だ。
 AID子をめぐっては、だれを父にするかを定めた法律がなく、国会の議論も
立ち遅れていた。今回の決定を機に、法務省は対応の見直しを迫られる。
山本 蘭

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