ガモン病院で腹腔鏡によるs字結腸法の受付開始しました。
2013/09/18に480,000バーツから500,000バーツに料金が改定されました。
この記事は2013年9月に書いた記事なので、現状と費用や内容などが違う場合がありますので、タイSRSガイドセンターのHPをご参照下さい。
腹腔鏡によるS字(S状)結腸法(入院7日): 24日間滞在パッケージ料金:672,600バーツ(235万円前後)2018年4月現在 (手術費用 + 術前検査費用+GIDカウンセリング+アテンド料金) |
腹部(お臍周り)に3~4箇所に穴を開けて腹腔鏡を挿入して、小腸と大腸を繋いでいるS字(S状)結腸を6~7インチ(15~18cm)前後切り取り、造膣を行います。下腹部の手術傷は術後3日程度で目立たなくなり、 半年から1年経過後は個人差がありますが、少し縫合痕が残る程度に回復します。非常に熟練度の要求される手術の一つです。
デメリットとしては高度な技術が必要であり誰もができる手術ではないので、症例の多く経験値の高い医師を選ばなくてはならない点です。
短所:
1. 腸液が自分の意志とは無関係に出てしまいナプキン 消費量が多いこと、独特の匂いが6ヶ月から1年程度残ること、そして稀に数年後 に「イレウス(ileus)腸閉塞」の可能性があることです。
2. 肥満の方は、減量をお願いします。BMI(Body Mass Index:体重÷身長÷身長、例えば、身長150cmで、体重50kgであれば、50÷1.50÷1.50で、BMIは、22.2となります)。日本肥満学会の分類では、25以上が肥満となります。特に、26以上の方は、減量していただいてBMI25以下まで下げてから手術可能となります。BMI指数25~27の方は、通常の開腹によるS字結腸法での手術をお勧めいたします。
肥満の方は糖尿病や狭心症の負荷の増大の合併が容易に予想される患者も少なくありません。厚い腹壁や、腸間膜内臓に蓄積した脂肪が、腹腔鏡下での手術視野の展開を妨害し、手術そのものを困難にしますし、腸管損傷等の術中合併症の頻度が増加します。肥満の人は術中の呼吸管理が難しく、呼吸不全の頻度が高くなります。血行状態が悪い為、術後感染症、静脈血栓、縫合不全、腸閉塞などを起こしやすくなります。
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