JICA(独立行政法人国際協力機構)より派遣され、現在タイ滞在1週間となる2名の日本人専門家が、洪水の現状を視察。TPBS(タイ公共放送局)で、バンコクの洪水は日本で見られる鉄砲水のような洪水ではなく、増水によるものなので、バンコクで現在懸念されている洪水を恐れる必要はないと伝えた。
浸水は、田畑に広がった水が広範囲を移動したり、小さな傾斜を下ったりして、数日かけて徐々に増していくため、住民は歩いたり、移動する時間的余裕がある。
例外は、洪水が堤防によりその流れを遮られていた際に、水位がどんどん増していく場合である。堤防が決壊したときには、水がかなりの勢いで流れ込み、危険を伴う。
2名の専門家は、水を東西に迂回させ、早急に海へ水を流すというタイ政府の対処に賛成している。
JICA専門家の一人は、バンコク都心部が1-1.5メートルの洪水に見舞われるという最悪の事態を懸念はしていなかった。BMAコンクリートの防水壁が完全に崩壊するとは考えられないとのことである。満潮時に防水壁のわずかな部分が破損し、バンコク都心部が数日冠水することはあるかもしれないが、都心部から避難する必要はなく、建物の2階に避難をすれば済むそうだ。
両専門家ともタイの洪水が「津波」とイメージされることには否定的である。というのも、津波の本来の姿は膨大な水がすさまじい勢いで押し寄せるもので、タイの洪水の氾濫という姿とは全く異なるからである。
Bangkok Post(タイ英字新聞)10月27日付

タイ国政府観光庁のサイトより転載しました。

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